米沢藩の文化財 甲冑
米沢藩の文化財 屏風
米沢藩の文化財 火縄銃

本館は、故宮坂善助初代館長が80余年の生涯をかけて蒐集した約7百余点の貴重な資料を収蔵している。その大部分は米沢・置賜地方の考古、歴史、民俗資料である。大別すると56領の甲冑をはじめ、火縄銃、槍、屏風など米沢藩関係の重要文化財が数多く含まれている。


初代館長は若くから郷土史の研究に熱心で、地域の隅々にまで足を運んで考古資料の調査・収集を行った。戦後は特に旧藩関係の資料の散逸するのを惜しみ、その収集・保存に力を尽くした。収集した資料を広く人々に公開し地域文化の向上に資するために、昭和37年12月に私設博物館宮坂考古博物館を開設、昭和48年3月には財団法人宮坂考古館と組織を改め、更に昭和52年11月博物館法に基づいた博物館として登録された。新たに平成4年9月には新館もオープンし、土蔵とともに公開している。平成25年4月に公益財団法人と改める。



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加賀百万石を築いた前田利家の甥である前田慶次。
自由奔放で正義感にあふれた逸話は数えきれず、小説や漫画で描かれた人気の武将です。
米沢に残る前田慶次ゆかりのスポットをご紹介します。

前田慶次と米沢市

公益財団法人 宮坂考古館
〒992-0026 米沢市東1丁目2-24


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開 館
午前10時~午後5時 (4月~9月) ◎休館日 毎週月曜日、祝祭日の翌日
午前10時~午後4時(10月~3月) 年末年始、臨時休館あり
入館料
大 人 大高生 小中生
400円 300円 100円
●団体20名様以上50円引 ●障がい者割引50円引

アクセスマップ
無料駐車場ございます。車でのアクセスOK!
米沢駅から徒歩7分。木の看板が目印です。

宮坂考古館は米沢藩の文化財や米沢市の歴史を知ることができる資料館です。
宮坂考古館では前田慶次が所用したと伝えられる品(甲冑、徳利、笠、書状)を観ることができます。また上杉謙信や直江兼続など戦乱の世を賑わせた武将達の甲冑や火縄銃などを展示しております。前田慶次の所用の品として伝えられている「朱漆塗紫糸素懸威五枚胴具足南蛮笠式」や上杉謙信が関東管領上杉憲政から拝領したと伝えられる「素懸白綾威黒皺韋包板物腹巻」、直江兼続の所用の具足「浅葱糸威錆色塗切付札二枚胴具足」など貴重な文化財を展示しております。
その他、宮坂考古館内には前田慶次をモデルにした数々の小説や漫画を自由に閲覧できるコーナーをご用意いたしました。
宮坂考古館のある山形県米沢市には前田慶次ゆかりの場所、堂森善光寺があります。堂森善光寺は、前田慶次が晩年を過ごした万世堂森地区内に位置し、当時は直江兼続などの将や地元住民とも交流していた場所と伝えられています。堂森善光寺内には前田慶次の供養塔が建立され、毎年命日とされる6月4日に供養祭が執り行われています。また、堂森善光寺の境内には、前田慶次が地元民との力試しをした時に持ち上げたと伝わる石「慶次の力石」があります。宮坂考古館で展示品をご覧になった際はぜひお立ち寄りください。
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